ホームステイ。ステイホーム。
昨日、僕は1日を失なった。というのも同じ日々の繰り返しにより曜日感覚が狂ってしまっていたらしい。日曜日だと思っていたのが完全なる月曜日だった。人生の1日を失った気分になった。怖い怖い。しっかりと曜日は数えていたつもりだが、いつの間にか曜日感覚を忘れてしまっていた。ずっと1日中寝てしまったいたということはないだろうか。怖い怖い。こんなにもニートになってしまっているのは大学を辞めた時以来だ。元々、怠け者ということもあってニートには慣れているのだが流石に周りのみんなが社会人になっていくっていうのに何もしていないでいるのは怠惰の極みであり、情緒が定まらない自分がいるということに嫌気がさす。ニュージーランドに来てまでニートをしているなんて笑うしかない。
1人の時間が多いとどうしても考える時間が多くなる。(考えることすらないのだが、、、。)僕という人間は明らかに怠け癖が強い。何かやろうと思ってもすぐにyoutubeを開き、大好きなお笑いを見る。そして気づいたら1時間も2時間も経っている。多分、共感してくれる人は多いだろう。なんというか、時間を無駄にしてしまった感覚に陥る。
この怠け癖はいつからだろうか。多分、小学生の頃だ。慢性的な怠けboyだ。小学生の頃、夏休みの宿題、週末の宿題、毎日の宿題、全部後回し。全部、朝早く起きて学校に登校する直前にやっていた。どうしても僕は誘惑に負けやすい。ゲームだとか漫画だとかやりたいことを先にして、面倒くさいことは後回し。変に真面目だから、宿題をやらなかった日に限っては、劣等感が襲って絶望の淵にいつも立たされていた。真面目というより怒られるのが怖いビビリだったという方が小学生の頃の僕を表すのは正しい。優等生の裏にはこんな感情だってあるんだよ。何なんだろね、根本的にやらされることが嫌いなのかな?
学生の頃は?
学生の頃の僕を振り返ると勉強を嫌々にやっていた。今思うと、得意科目とかを見つけて楽しくなる理由を見つければもっと成績は上がったはずだろう。あと、もっと素直になっていればと今は思う。特に高校の頃はとにかく劣等感をものすごく感じていた。田舎だけど県内でちょっと歴史がある自称進学校に行っていた。入学できたことは素直に嬉しかったが、中学生の頃に比べて明らかに自分より勉強できる子の方が多かった。勉強しても上には上がいた。そういうものである。そこで僕は挫折を味わった。みんなから見ても決して頭はいいとは思われない。中学の頃までの優等生はもうそこにはいなかった。塾にも通っていたが成績は上がらない。家庭教師の先生もいたが、成績は一向に上がらなかった。今思うと多分、全ては僕の性格のせいだと思う。僕って”わがまま天邪鬼チキンプライド高いマン”だったから。救い用がねぇよな。でも、それが俺だった。
どうしても他のクラスの子とかに勉強で勝てないことを悟った僕は、他の策を探した。2年生になって1学期。その時生徒会選挙が行われるらしかった。高校生活、決して楽しくないわけではなかったが何も残らねぇなと思った。勉強できないし、何かを残したかった。衝動的な行動だったが、候補者募集締め切りの前日に立候補した。担任の先生に呼び出されて、こういうことはちゃんと報告しなさいと少し怒られたことを覚えている。部活の先輩に応援演説を頼んでカラオケ屋で演説の練習をした。この先輩は本当に優しかった。いきなり応援演説してくださいって言ってOKしてくれるのはとてもありがたかった。
演説当日、同じく生徒会長に立候補した子の後に僕の番がきた。800人の前で話すことはとても緊張した。みんなが見ている。少し、頭が真っ白になった。みんなの前でいつも普通に話している校長先生すげぇなと思った。演説が始まり開口一番に同じ立候補者の子に向かって対抗心を示した発言を叫んだ。「鍵屋には負けへんでぇ〜!」と。というのもその子が学校の近くにある鍵屋さんの息子だということで、そのことを演説で彼なりのユーモアを発揮しつつ言っていたので、そのことを引き合いに出した。叫んだことにより僕の感情はヒートアップした。メモを見ながら熱を語った。あっという間に時は過ぎ去った。言った内容は覚えていないがかなり高評価を受けたことを覚えている。そして、受かってしまった。素直に嬉しかった。やっとの思いで生徒会長になれたが、受かったことの後を考えていなかった、、、。
衝動の末路
演説が行われた翌日、僕は新しい生徒会長として意気込みを全校生徒の前で発言しなくてはならなかった。僕は、その時カンペなどを用意せずに暗記した内容だけでチャレンジしようとしたが、800人の前に立った途端に頭が真っ白になり、数秒間何も話すことができなくなってしまった。会場に流れる僕に対しての不穏な空気はまさに地獄だった。やっとの思いで発言したが、「今日から、、、ぼ、僕たち、、、新生徒会は、、、ハッソクします。どうか、、、よろしくお願いします。。。」震えが止まらなかった。発足のことを、ハッソクって言い間違えるし、(正しくはホッソク)全然言いたいことも言えなかった、、、。POISON、、、。会場が少しざわめいた。終いには、先生からの心配の声も上がっていたらしい。なんとナンセンスな生徒会長だ。そのことがトラウマとなりそれからの演説は書いたメモをしっかり見ながら喋るようにした。
生徒会長としての自分は後輩に”赤点生徒会長”なんて言われるほど自称進学校の生徒会長としてはそぐわないものだったけど、卒業式の答辞を潔く読めたことはすげぇよかった。まぁ、終わり良ければ全て良し。
結論
結論から言うと生徒会長なんて高校のうちしかできないことだから今思えばいい経験になったなぁと思うと同時に、僕は単に目立ちたがりなのでしょう。わがままだからやりたいことやりたいし、天邪鬼だからみんなが勉強やっている時に他のことしたくなるし、プライド高いから認められたいし、チキンだから目の前の壁から逃げたくなるし。けど、全然この性格は好きだ。この性格じゃなかったらこんなにも人よりアウトローな生活を送ることはできていないだろう。高校の頃の自分は、今の自分を形成しているような気がする。時々、自分のことこのままでいいのって思うときあるけど、不安な時ほど過去の自分から自信をもらえる今がある。そう思えることは少しは素直になったのかなって思う。きれいに言っているようで、将来のことについてはノープランナーなんすけど。笑youtubeもblogも続けていつしか僕自身がコンテンツになることが今の目標だから今を発信して行こうと思いますわ。
エッセイって書くむずいな。物書きしている人尊敬です。